結婚・出産後は、主に子育てに専念していた私ですが、知人、友人、かつての仕事関係者のお手伝いを続けながら、現在の仕事を再開するようになりました。
寝ている時間以外は遊んでいても大好きな仕事優先、出来ることならお嫁さんが欲しいという生活から一変、人間育成プロジェクト
(子育て)をメインにしながら片手間に外のお仕事にアドバイスをお伝えすると言う緩い仕事スタイルになったことで本格的な復帰は難しいと思い込んでいました。
しかし、店販と通販、両方のキャリアから得た販売戦略やその基本的な考え方は、E Cが主流となった現在も、大きくは変わらないということが見えてきたことで、そんな私がお役に立てることがあるのであればという気持ちで、できる限りの問題解決のお手伝いをさせていただいています。
現在、ご縁をいただいています事業者様によく言っていただく私の仕事ぶりは
「バイヤーとしてのバランス感覚の良さ」。
バランス感覚、というと大変曖昧な表現かもしれませんが、商品を販売する際に、ときに「思い入れの強さ」は、足かせとなりやすいもの。
主役は、ものでも、作った人でも販売者でもなく、消費者です。ですから、バイヤーとしての公平な、バランスの良い目線が必要になります。
今でこそ大好きなことが仕事となっていますが、そもそも、大学を卒業して入った百貨店の仕事は、本当に自分がやりたいことではありませんでした。自身のキャリアを振り返る作業を重ねるうちに、かつては自信が持てず、嫌いだった、「流されやすい自分」という存在が、現在の自分の仕事へのスタンスにつながり、むしろ強みになっているのだと理解できるようになりました。
もし、お時間が許せば、そんな私の“ダメが多かった”ストーリーをお読みいただけたら幸いです。 →My Story②へ続く
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